【 阪神vs中日? いえいえ、エチゴビールのIPA対決です! 】

パッケージデザインだけで見るとまさに

阪神タイガーズ vs 中日ドラゴンズ!!


でも今日は、エチゴビールのIPAの飲み比べです。


龍のパッケージ「FLYING IPA」は前回、ご紹介させて

いただきました。


今日、いただく虎のパッケージ「RISE UP IPA」は前回の

ものと比較してどのように違うのか飲み比べてみたいと思います。



【 エチゴビール数量限定モデル RISE UP IPA 】

RISE UP IPAはエチゴビールから出ている数量限定モデル

2018年2月末日、現在、ブルワリーにも在庫が無く、

完売の模様です。


今後、どのように登場するかは未定とのことです。

限定モデルで完売してしまった「RISE UP IPA」に感謝を込めて

貴重なビールを飲んでいこうと思います。


でも、そもそもIPAって?


IPAは「インディアンペールエール」というスタイルになります。

現在、多くのブルワリーにて製造されており、苦味にインパクトが

あるので、一番、記憶に残るビールとも言えます。


ペールエールって名称がついてるけど、通常のペールエールとは

どう違うのでしょうか?


一番の大きな違いは・・・・・


  • アルコール濃度が高い
  • ホップの苦味が強い


この2点になります。


通常のペールエールは喉ごしに苦味はありますが、それほど

強くは感じず、スッキリとした飲み口です。

対して、インディアンペールエールは苦味が強く、ガツン

感じる飲み口になります。


ビールの苦味が苦手な方には、あまり、おすすめできないかも.....


でも、どうして、そんなに苦味が強くガツンと感じるかといえば...

諸説ありますが、IPAの始まりは18世紀末ごろにイギリスから

インドへビールを輸出する際に、長期の船旅に耐えられる品質に

するため、通常のビールよりも大量のホップを使用して醸造を行い

アルコール濃度を高め、防腐処理の役割をするようにしたことで、

IPA独自の味わいが生まれたと言われています。



【 RISE UP IPAは濃厚なコクに強いホップの苦味 】

「FLYING IPA」と比較して、「RISE UP IPA」は濃厚なコクと

強いホップの苦味が印象的です。


どちらもIPAスタイルで、エチゴビールの一般的ビールの2倍のホップ

を使用して醸造していますが、

FLYING IPAは爽やかな苦味にスッキリとした印象

RISE UP IPAは濃厚なコクと強いホップの苦味


ホップの苦味の部分で違いを演出しているようですね!


香りは柑橘系のレモンやライチを連想する華やかな香りがします。

グラスから溢れる爽やかな香りが非常に綺麗です。


RISE UP IPAは苦味を一番に楽しみたい方におすすめのビールです。



【 ペアリングは何がおすすめ? 】


RISE UP IPAはしっかりとしたホップの苦味と濃厚なコクがあるので

スパイスなどで、しっかりと味付けされたカレーがおすすめです。

野菜の甘みやコクとスパイスの酸味がIPAにマッチします。

また、チーズを入れてコクを強く出してもRISE UP IPAの濃厚なコク

は負けずにペアリングを楽しめます。

いろんなバリエーションのカレーとの相性を試してみては?



【 SPEC 】

  • 商品名    :RISE UP IPA
  • ブルワリー  :エチゴビール株式会社
  • 醸造所    :新潟県新潟市西蒲区松山2
  • タイプ    :エール
  • スタイル   :IPA
  • 原材料    :麦芽・ホップ
  • アルコール分 :6%


ホップの苦味が特徴的です。苦味が好きな方におすすめ!

by 麦酒浪漫放浪記

麦酒浪漫放浪記

国内・海外を問わずおすすめの珍しいクラフトビールをご紹介しています。